- 2025年1月5日

ヤリスのタイヤ選びで迷ったら、まず候補にしたいのは低燃費・雨天性能・価格のバランスがよいダンロップ「ENASAVE EC205」です。静かさを重視するなら「LE MANS V+」、予算に余裕があり快適性を優先するなら「REGNO GR-XIII」が選びやすいでしょう。
ただし、ヤリスには175/70R14、185/60R15、185/55R16、195/50R16など複数の装着サイズがあります。車名だけで注文せず、現在装着しているタイヤの側面と運転席ドア付近の表示を確認することが重要です。
この記事では、現行製品の公式情報と販売されているサイズを基に、ヤリスにおすすめのサマータイヤ5本を用途別に比較します。ヤリスクロス、GRヤリス、スタッドレスタイヤはサイズも検索意図も異なるため対象外です。
- 迷ったらENASAVE EC205:低燃費・ウェット・摩耗寿命のバランスを取りやすい
- 静かさ重視ならLE MANS V+:街乗りや長距離で快適性を高めたい人向け
- 上質さ重視ならREGNO GR-XIII:価格より静粛性と乗り心地を優先する人向け
- 購入費を抑えるならECOWING ES31:主に14・15インチで検討しやすい
- 必ず実車のサイズを確認:ヤリスは年式・グレード・オプションで装着サイズが異なる
ヤリスのタイヤサイズを最初に確認

トヨタのヤリス取扱説明書には、次の4サイズが掲載されています。ただし、すべてのヤリスに4サイズのどれでも装着できるわけではありません。年式、型式、グレード、メーカーオプションによって指定が異なります。
| タイヤサイズ | ロードインデックス・速度記号 | ホイールサイズ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 175/70R14 | 84S | 14×5 1/2J | 価格と乗り心地を優先しやすい |
| 185/60R15 | 84H | 15×6J | 価格・安定性・快適性のバランス型 |
| 185/55R16 | 83V | 16×6J | 見た目と操縦安定性を重視しやすい |
| 195/50R16 | 84V | 16×6J | グレードや仕様により設定 |
確実なのは現在のタイヤと空気圧ラベルを見ること
タイヤ側面には「185/60R15 84H」のようにサイズと規格が記されています。通販で購入する前に、4本すべてが同じサイズか、純正ホイールか、ロードインデックスと速度記号が車両条件を満たすかを確認してください。
- 185:タイヤ幅の呼び(mm)
- 60:扁平率
- R15:ラジアル構造・15インチ
- 84:ロードインデックス(負荷能力の指数)
- H:速度記号
「ヤリス ハイブリッドだからこのサイズ」とは決められません。同じパワートレーンでもグレードやオプションで異なることがあるため、実車確認が必要です。
ヤリスクロスとGRヤリスは別の車種として選ぶ
ヤリスクロスとGRヤリスは、通常のヤリスと車体特性や指定サイズが異なります。「ヤリス用」と書かれた商品でも適合するとは限りません。通販サイトでは、車種名だけでなく年式・型式・グレードまで指定してください。
ヤリス用タイヤは用途で選ぶ
| 重視すること | 第一候補 | 選ぶ理由 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 総合バランス | ENASAVE EC205 | 低燃費・雨天性能・耐摩耗性をまとめやすい | 2026年発売のため旧モデルとの価格比較が必要 |
| 静粛性・乗り心地 | LE MANS V+ | 快適性を重視したコンフォート系 | 最安クラスではない |
| 上質な快適性 | REGNO GR-XIII | 静粛性と走行安定性を重視 | 価格が高い |
| 雨天時の安心感 | ENERGY SAVER 4 | 低燃費とウェット性能の両立を重視 | サイズによってXL規格になる |
| 購入価格 | ECOWING ES31 | 日常走行向けの基本性能と価格を両立しやすい | ヤリスの16インチ純正サイズは設定を確認できない |
タイヤの性能は「高いほど正解」ではありません。短距離の街乗りが中心なら高価なプレミアムタイヤの差を活かしにくく、反対に高速道路や長距離走行が多い人は、静粛性・雨天性能・直進安定性に費用をかける価値があります。
ヤリスにおすすめのタイヤ5選

2026年8月時点で確認できた製品ラインアップを、ヤリスの主な4サイズに当てはめると次のとおりです。「○」でも販売店の在庫や製造時期は変わるため、購入時に再確認してください。
| 製品 | 175/70R14 | 185/60R15 | 185/55R16 | 195/50R16 |
|---|---|---|---|---|
| ENASAVE EC205 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| LE MANS V+ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| REGNO GR-XIII | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ENERGY SAVER 4 | ○ | ― | ○ | ○ |
| ECOWING ES31 | ○ | ○ | ― | ― |
1. ダンロップ ENASAVE EC205|迷ったときの総合型
ENASAVE EC205は、低燃費とロングライフを軸に、雨天時の安全性能を強化した2026年発売のスタンダードタイヤです。ヤリスの主な4サイズを確認でき、年式・グレードが違っても候補にしやすい点が強みです。
- 向いている人:通勤、買い物、週末のドライブまで幅広く使う人
- メリット:性能の偏りが小さく、4サイズから選びやすい
- 注意点:EC204など旧モデルが安い場合は、製造時期と総額も比較する
2. ダンロップ LE MANS V+|静かさと乗り心地重視
LE MANS V+は、静粛性と乗り心地を重視するコンフォートタイヤです。街中の荒れた舗装での振動やロードノイズをできるだけ抑えたい人、長距離移動で疲れにくさを重視する人に向きます。
- 向いている人:車内の会話や音楽を邪魔しにくいタイヤを選びたい人
- メリット:ヤリスの主な4サイズに設定がある
- 注意点:価格最優先ならスタンダードタイヤとの差額を確認する
3. ブリヂストン REGNO GR-XIII|快適性に予算をかける
REGNO GR-XIIIは、静粛性、乗り心地、走行安定性を高い水準でまとめたプレミアムコンフォートタイヤです。タイヤ代を抑えることより、ヤリスの車内をできるだけ快適にしたい人に適しています。
- 向いている人:長く乗る予定で、快適性への投資を惜しまない人
- メリット:主な4サイズすべてで設定を確認できる
- 注意点:街乗り中心で価格を重視するなら、費用対効果が過剰になる場合がある
4. ミシュラン ENERGY SAVER 4|雨と経済性を両立
ENERGY SAVER 4は、低燃費性能とウェット性能、快適性のバランスを重視したタイヤです。ヤリスでは175/70R14、185/55R16、195/50R16を確認できます。
一部サイズは純正よりロードインデックスが高いXL規格です。XLは負荷能力を高めた規格ですが、純正タイヤと同じ空気圧を機械的に当てはめるのではなく、販売店に適正空気圧を確認してください。
- 向いている人:雨天走行と燃費のバランスを重視する人
- メリット:日常用途に必要な性能をまとめやすい
- 注意点:185/60R15は今回確認した国内ラインアップに設定がない
製品の詳しい特徴は、エナジーセイバー4の評価・口コミも参考にしてください。
5. クムホ ECOWING ES31|14・15インチの価格重視
ECOWING ES31は、低燃費性能と日常走行向けの基本性能を両立したクムホのスタンダードタイヤです。ヤリスでは175/70R14 84Tと185/60R15 84Hを確認でき、購入費用を抑えたい人の候補になります。
ECOWING ES31は、低燃費性能と日常走行向けの基本性能を両立したクムホのスタンダードタイヤです。ヤリスでは175/70R14 84Tと185/60R15 84Hを確認でき、購入費用を抑えたい人の候補になります。
- 向いている人:街乗り中心で、タイヤ4本の費用を抑えたい人
- メリット:国産プレミアムモデルより購入価格を下げやすい
- 注意点:185/55R16と195/50R16は今回確認した国内ラインアップに設定がない
クムホ全体の特徴やデメリットは、クムホタイヤの評判で詳しく整理しています。
純正サイズ別のおすすめを絞り込む
| 純正サイズ | 価格重視 | バランス重視 | 静粛性重視 |
|---|---|---|---|
| 175/70R14 84S | ECOWING ES31 | ENASAVE EC205 | LE MANS V+/REGNO GR-XIII |
| 185/60R15 84H | ECOWING ES31 | ENASAVE EC205 | LE MANS V+/REGNO GR-XIII |
| 185/55R16 83V | ENASAVE EC205 | ENASAVE EC205/ENERGY SAVER 4 | LE MANS V+/REGNO GR-XIII |
| 195/50R16 84V | ENASAVE EC205 | ENASAVE EC205/ENERGY SAVER 4 | LE MANS V+/REGNO GR-XIII |
同じ製品名でも、サイズによって転がり抵抗性能、ウェットグリップ性能、XL規格の有無が変わることがあります。製品名だけでなく、購入するサイズの仕様欄まで確認してください。
ヤリスのタイヤ選びで失敗しやすい3点
1. 16インチなら同じだと思い込む
ヤリスには185/55R16と195/50R16があります。どちらも16インチですが、幅と扁平率が異なります。ホイール径だけを見て注文しないでください。
2. タイヤ本体の安さだけで決める
通販価格が安くても、送料、交換工賃、バルブ交換、廃タイヤ処分費を加えると総額が逆転することがあります。4本交換時の支払総額で比較しましょう。
3. XL規格でも純正と同じ空気圧にする
同じサイズでも、標準規格とXL規格では負荷能力と空気圧の考え方が異なります。XLタイヤへ変更する場合は、車両条件とタイヤ規格に合わせた空気圧を販売店で確認してください。
通販で買うときは交換込み総額を比較

タイヤ通販は、同じサイズの商品を比較しやすい一方、サービスごとに価格表示と交換方法が異なります。商品単価だけでなく、次の項目をそろえて比較してください。
- タイヤ4本の価格
- 送料と取付店への直送可否
- 交換工賃、バルブ交換、廃タイヤ処分費
- 交換店舗と予約可能日
- パンク保証や製造年の条件
| 購入先 | 向いている人 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| TIREHOOD | 送料無料。購入と交換予約をまとめたい | 取付店、工賃込み総額、在庫 |
| AUTOWAY | 価格重視の輸入タイヤも比較したい | 適合サイズ、取付店、規格 |
| 楽天市場 | 複数ショップとポイントを比較したい | 送料、製造年、交換サービスの条件 |
通販の流れに不安がある方は、タイヤ通販のメリットと注意点と、通販タイヤの取り付け方法も確認してください。
ヤリスのタイヤに関するよくある質問
ヤリスハイブリッド専用のタイヤを選ぶ必要はありますか?
「ハイブリッド専用」という名称より、実車の指定サイズ、ロードインデックス、速度記号を満たすことが先です。低燃費性能や静粛性を重視するタイヤはハイブリッド車と相性を考えやすいものの、適合は年式・グレード・オプションを含めて確認してください。
新車装着タイヤと同じ銘柄に交換した方がよいですか?
同じ銘柄である必要はありません。指定サイズと必要な負荷能力を満たしたうえで、静粛性、雨天性能、耐摩耗性、価格など改善したい項目から選べます。ただし、4本は原則として同一銘柄・同一仕様でそろえるのが基本です。
14インチから16インチへ変更できますか?
ホイールを含め、外径、リム幅、インセット、車体との干渉、負荷能力などの確認が必要です。見た目だけで判断せず、車検適合を含めてタイヤ専門店へ相談してください。この記事のサイズ表は、インチアップを推奨するものではありません。
空気圧は何kPaにすればよいですか?
実車の運転席ドア付近にある空気圧表示シールを基準にします。ただし、XL規格へ変更する場合は必要な負荷能力に応じた換算が必要なため、購入店や取付店に確認してください。
スタッドレスタイヤも同じ選び方でよいですか?
サイズ確認は共通ですが、スタッドレスは氷上・雪上性能、使用環境、交換時期など判断軸が異なります。この記事のおすすめ5本はサマータイヤなので、積雪路や凍結路を走る用途には使用しないでください。
まとめ:迷ったらEC205、静かさならLE MANS V+

ヤリスのタイヤは、同じ車名でも複数の純正サイズがあります。おすすめ商品を探す前に、現在のタイヤ側面と空気圧ラベルを見て、サイズと規格を確定させましょう。
- 総合バランス:ENASAVE EC205
- 静粛性と乗り心地:LE MANS V+
- 上質な快適性:REGNO GR-XIII
- 雨天性能と経済性:ENERGY SAVER 4
- 14・15インチの価格重視:ECOWING ES31
最後はタイヤ単価ではなく、交換工賃・送料・廃タイヤ処分費を含む総額で比較してください。迷った場合は、適合サイズを選択したうえでEC205、LE MANS V+、REGNO GR-XIIIの3本を同じ条件で比べると結論を出しやすくなります。
- 実車のタイヤサイズ
幅、扁平率、リム径まで一致しているか確認します。 - ロードインデックスと速度記号
純正指定を下回らないか、XL規格へ変更しないか確認します。 - 支払総額
タイヤ代、送料、工賃、バルブ、廃タイヤ処分費を合計します。 - 取付方法
取付店への直送と予約に対応しているか確認します。




